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トレタで働くということ

この記事は トレタ Advent Calendar 2018 の25日目です。

株式会社トレタ、代表の中村です。
サーバーサイドの @m_nakamura145 から「大トリは任せた」という無茶ぶりを受けまして、初のトレタ・アドベントカレンダー参加です。
そして本ブログも3年半以上ぶりに更新です。


さて。

みなさんが日々コードを書いたり、デザインしたりしている目的は何でしょうか。
スキルを高めるため。お金を稼ぐため。世の中にないものを作るため。有名になるため。自分の創造欲求を満たすため。よりよい世界を作るため。
人によって、その動機は様々だと思います。
しかしもしあなたが「人を幸せにするため」にコードを書きたいと思っているなら、トレタはとても良い場所かもしれません。今回は、そんなことを書いてみたいと思います。


トレタは2013年に創業しました。ミッションは「食の仕事を、おもしろく」。トレタは、外食産業の課題を解決するために生まれた会社であり、強烈な「ミッションドリブン」の会社だと言ってよいでしょう。
僕らは、常に飲食店の現場や経営に存在する問題を一つひとつ丁寧に解決することを積み重ねてきました。


僕らが創業した当時は、飲食店のほぼ100%が予約管理を紙で行っていました。お店に行ってトレタの紹介をすると「そもそも、いま紙で無料で管理できているものを、なんでわざわざお金を払ってそんなアプリに切り替えないといけないんだ」と言われるのが当たり前でした。
しかし実際にiPadを取り出し、トレタでどんなことをができるのかを見ていただくと、多くの人が驚き、そして「これはいい!」と言ってくれて、そして目を輝かせて契約してくれる。
僕らはそうやって、それまで世の中に存在しなかった「予約台帳」というクラウドサービスのカテゴリーそのものを作り上げてきました。

絶望的に面倒で、なおかつ1個のミスも許されないという極めてストレスフルだった予約管理の仕事を劇的に変え、その仕事を簡単にするだけで満足するのではなくて、さらには「トレタを触ることが楽しいから、予約管理の仕事自体が楽しい仕事になった」「これまで予約管理は苦痛そのものだったけれど、トレタを触っている時間は幸せな時間に変わった」と言ってもらえるレベルまで仕事体験を引き上げる。
これはまさに「食の仕事を、おもしろく」の一つの形と言えるでしょう。

こんな野心的な試みを実現する原動力になったのは、つねに「飲食店をハッピーにしたい」というメンバー一人ひとりの想いです。デザインして理想を描く人、コーディングしてそれを実現する人、その価値をお店に正しく伝えて広めていく人、お店と伴走して導入成果を高めていく人、そしてそういうメンバーそれぞれを裏で支えていく人。
メンバー各々で持ち場は違っても、みんなが飲食店の幸せのために同じ方向を向いて仕事をしている。それがトレタという会社のDNAなのだと思っています。


なぜトレタのメンバーは、そういう想いを強く持ち続けてくれるのでしょう。
そこにはいろいろな理由が考えられるのですが、一つ、ごく最近になって改めて実感していることがあります。

それは、トレタは「ユーザーさんが実際に使っているところをいつでも見ることができる」稀有なサービスであり、自分たちの作ったツールでお店がハッピーになっている実感を持ちやすい、とても恵まれた環境があるということです。


世の中にはたくさんの業務支援ツールがあります。たくさんのエンジニアさんやデザイナーさんが、日々いろいろな会社で、お客様をハッピーにするためにサービス開発を続けています。
しかし、その多くでは、自分たちが作ったツールが実際に使われているところを目にする機会は稀です。もちろん、お客さまに頼めば、職場を見学させてもらうことはできるでしょう。でもそれはそんなにしょっちゅうお願いできることではありません。そして仮に見せていただくことができたとしても、それは往々にして見学を意識した「よそ行き」の姿であることも少なくありません。
自分たちの開発したツールが「リアルに」使われているシーンは、そうそう見られるものではないのです。


トレタが違うのはここです。
僕らは、トレタを使っている12,000以上の飲食店にいつでも「お客さん」として行くことができます。お客さんとして普通に予約をし、普通にお店に行って普通にご飯を食べる。これだけで、そのお店がどれだけトレタを使ってくれているか、日々の業務にトレタがどれほど溶け込んでいるかをリアルに体験することができるのです。
そしてもっと深く知りたければ、帰りがけに「実はトレタの者です。今日はごちそうさまでした」と一言挨拶をしたら、そこでトレタに対する満足度や期待感をたくさん教えてもらうことだってできます。
さらに、トレタには「もっと現場を知りたい」というメンバーのために、「飲食店留学制度」も用意しています。これは、トレタをお使いの店舗さまに依頼をして、一定期間(数日から一週間など)実際に現場で体験勤務させていただくという制度です。この制度を使えば、表面的には理解できなかった飲食店やトレタの「リアル」を肌を持って体感することもできます。

世の中には「お客様の顔が見えない」ことで苦労している会社は少なくありません。いかにして「お客様の顔」を見える化するかは、大多数の企業にとって極めて大きな課題です。
例えばコンシューマー系のサービスでは、お客様の数が膨大であるが故に、お客様は「数字」になってしまいがちです。それをKPIとして掲げ、いろいろな工夫をしてアクティブ率が上昇したとしても、そこから「お客様が喜んでくれている」ことを手応えとして実感することは意外と難しいものです。
BtoBサービスでも、顧客企業の導入担当者さまからのフィードバックはもらえても、実際それを日々使っているユーザーの一人ひとりの声にはなかなか触れられないものです。

しかしトレタは違います。トレタのメンバーは、いつでもお店の方の「顔」を思い浮かべることができます。その人たちが喜ぶ姿をリアルに想像することもできます。面と向かって「ありがとう」「本当に助かっています」「トレタなしの仕事は考えられません」と言ってもらえる回数も、ほかのサービスと比較して桁違いに多いのです。これは、モノを作る人たちにとって、とても幸せな環境なのではないでしょうか。僕らはいつでもお店に行けるし、僕らのツールを使っている一人一人のリアルを身をもって体験できるのですから。


テクノロジーは人を幸せにすることができます。でも、その幸せに使われている姿を見ることができる機会は、実はあまりありません。
自分たちが作ったツールが人を幸せにすること。そしてそれを喜びとして実感したいエンジニアさんにとって、トレタには最高の環境があると思っています。

「僕らはコードで人をハッピーにしたい」「コードで世界をよりよくしたい」という強烈な想いを持っている方、トレタで一緒に仕事をしてみませんか。そしてメンバーと一緒に、お店に行きまくりましょう。


最後に大事なことを。
トレタには、導入店舗さまで食事をしたら、飲食代の30%を会社で負担する「トレタ30」という制度があります!



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