@hitoshi annex on hatena

@hitoshi annexがはてなに引っ越してきましたよ

増資を行いました

すでにこちらのプレスリリース等でも発表していますが、株式会社FrogAppsは、リードキャピタルと電通デジタルホールディングスそれぞれの運営するファンドを引受先とした第三者割当増資を実施しました。

今回の増資ではおもにチームの強化を図り、miilを「食のプラットフォーム」として広く普及させていくことを目指します。


その詳しい取り組みは今後のさまざまな活動にご注目いただくとして、まずは今回数ヶ月にわたって様々な方々とお会いして感じたことを書き留めておきたいと思います。

今回、第三者割当を引き受けていただいた電通さんやリードさんとお話ししてきてなにより感じたことは、心からmiilの可能性を信じていただいていることです。
miilはまだまだ誇れるほどのユーザー数を獲得できているわけではありません。マネタイズだってできていません。それでもこうして名だたる投資家さんたちから高く評価していただけたのは、何よりもユーザーの方々に極めて活発に使っていただけているという事実があったからこそでした。
実際、アクティブ率は現在もマンスリーで50-60%の水準で推移しています。投稿者数も、マンスリーで一貫して30%前後を維持しています。
こうして活発に使っていただけているユーザーの皆さんのおかげで、僕らはサービスを育てていく大きなチャンスを得ることができました。miilを愛してくれている全てのユーザーさんに、心から深く御礼を申し上げます。
そして同時に、miilの可能性を信じて大きな投資をしてくれた皆さんの期待を裏切らないよう、全力でサービスを育てていきたいと思っています。

これまでの事業や資金調達の過程で僕が強く感じたのは、今回僕らが得た資金というのは、miilを愛して使ってくれている皆さんの「今」と、miilの可能性を信じてくれているすべての人たちの「未来」とをつなぐものなのだなあということです。
今と未来をつなぐためにこの資金がある。
この資金は、つまり僕らや投資家さんのものではなく、むしろ今と未来のユーザーさんのためにあるのだと肝に銘じ、世界一のサービスを作り上げるために活用していきたいと思っています。

今は単なる写真共有サービスにしか見えないmiilですが、僕らはもっともっと大きな可能性があると信じています。
食の情報ほど身近で普遍性のあるものは、ほかにはそうそうありません。食は、全ての人類が一人残らず毎日必ず行っている数少ない行為の一つです。
食に関わる人たちも無数にいます。生産者。メーカー。流通。小売。料飲店。メディア。そして家庭の食卓。それらの人たちをmiilがうまくつなぐことができたら、そこには全く新しい世界が見えてくると思うのです。

食は単なる生命維持のための「えさ」ではなく、そこには文化があり、習慣があり、生活があり、経済があり、趣味があり、哲学があり、家庭があり、娯楽があり、喜びや快感があり、ライフスタイルがあります。
「グルメサービス」というと単に「美味しいお店を見つける」ことだけに目が向きがちですが、本当はもっともっと広がるのある、可能性にあふれた分野なのだと思うのです。
食を通じてできることはまだまだたくさんあります。
miilは、これからその可能性を追求していきたいと思っています。



最後に。

株式会社FrogAppsでは、「チームmiil」を本格的に拡充することとしました。
募集職種はアプリ開発のエンジニア、サーバー/インフラ周りのエンジニア、プロダクトマネージャー、ウェブデザイナー、アプリデザイナー、マーケ担当者、事業開発、セールスなど、極めて多岐にわたります。
僕らと同じように、食を愛し、miilに大きな可能性を感じている皆さんからの応募を心からお待ちしています。
http://www.frogapps.com/job/index.html